大きな虫歯になっている歯の神経を残す治療について(歯髄温存療法)

大きな虫歯になって虫歯菌が歯の神経(歯髄)に対する症状を出し始めてしまっている場合、歯の神経を取らないといけないと言われた経験がある方は多いのではないでしょうか?歯の神経を取るときには歯を大量に削る必要があり、歯はもろくなり割れやすくなるために歯の寿命を一気に縮めてしまう可能性があります。これは歯科関係の方なら誰もが認める事実です。ということは歯の神経はできれば取らない方がいいということになります。それにもかかわらず神経を取るのは痛みを取り除くためです。神経をとると虫歯による痛みを感じなくなりますので、当面の痛みからは解放されますが、歯にはとんでもないダメージを与えてしまっています。

ところが神経に達するような虫歯でも、神経を取らなくても済む場合もあります。神経がまだ本格的にダメージを受けておらず、神経の生命力が高い場合には神経を保存できる可能性があります。ただし、歯の神経はとてもデリケートでその時は症状が無いまま終えることができても、何ヶ月後か、あるいは何年後かにやはり神経からの症状が出てきてしまうこともあります。しかしそのことを予見するのは難しく、結果的には二度手間となってしまうことも残念ながらあるために、最初から神経を取るという治療方針になってしまうこともあるようです。6260D070-046E-47B6-8797-2BA7EC9846D6

当院では大きな虫歯の場合以上のようなことをお話させてもらって、神経を残す治療にチャレンジしてみるかどうかを決めてもらうようにしています。もしくは「神経を残せませんか?」とでも一言声をかけてみて下さい。そういう気持ちのある方で当方が神経がまだ生きていると判断できた場合には積極的に神経を残すような治療もしています。

しかしもっと大切なことは他の記事でも述べさせてもらっているように、そんな大きな虫歯を作らないように生活習慣を見直してもらう必要があるのは言うまでもありません。

 

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中